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執筆者の写真Evine

英文法の知識を会話につなげよう


英文法学習の魅力をいかに伝えるのかも僕の仕事ですが、今回はクイズです。

Q. 日本語を参考に、次の2文で何か違和感はあるでしょうか。

1. I went shopping in Osaka, and I spent much money. (大阪に買い物に行き、たくさんお金を使いました)

2. How can we go to the park?(その公園へはどうやって行けますか?)

実は文法的には全く問題はありません。

ですが、実際には次のように話すのが一般的です。

1. I went shopping in Osaka, and I spent a lot of money.

2. How can we get to the park?

文法的に正しい、あるいは日本語を英語に直訳するだけで自然な英語になるわけではない、典型的なパターンです。

1. 肯定文において、muchを1語で用いるのはとても硬い響きになるため、much moneyは不自然です。a lot of moneyが基本です。

2. 道の行き方を尋ねるような場面では、「到着」ニュアンスのあるgetが自然です。

getは目的地(到達点)に焦点があるためです。一方、goはどちらかというと出発地からの移動に焦点があるため、このような表現には合いません。

Evineの英語塾に在籍する生徒さんの経験談では、文法的には正しいけれども「実際にはそうは言わない」ということが多々あります。

つまり、知識が使える状態になっていないためで、どうせ英文法を学習するのであれば、気持ちや状況、場面を重視し、会話の目的を考えた発信が大切ですね。

さて、土曜日から開催される「Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル2」刊行記念イベントでは、英文法の学習をどう会話に結びつけていくのか、今回のようなクイズを使用して具体的に伝授します。お時間のある方はぜひご参加ください。詳細はHPをご覧ください。

●5/12(土)14~16時@阪急グランドビル 26階 会議室5・6号室

【紀伊國屋書店梅田本店HP】

●5/20(日)14~16時@ジュンク堂書店三宮店 特設会場

【ジュンク堂書店三宮店HP】

画像は、すいません学生には不適切ですが、オーストラリア ビール売り上げN0.1のビクトリアビターです。GWにオーストラリアを満喫した講師の手土産でもらったんですが、懐かしくてもったいなくて飲めずにいます(笑)



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